沖縄の生んだ脚本家「金城哲夫」氏の作品とその履歴を研究する会です~杉本一夫(2012年から)


by watanabe-toyonobu

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 自分のブログでは、映画などのビデオ感想を書いていたが、
書籍感想を創設者の離脱で、こちらに要点を書いておく。

未だ完全な感想でなく、とりあえず構成から、
1、科学特捜隊の訓練、班が沢山ある、ベムラーの事件、スペシウム光線使用せず。
ここで、ハヤタ、イデ、アラシの年齢差が分り、同期かどうかわかる。
最後、木に引っ掛かっているハヤタの剽軽さは、「いまに見ておれ」の
啓太(演・青島幸男)に似ている。
2、バルタン星人、千束北男脚本をうまくノベライズ。
岩本博士の名前は登場するが、博士とかホシノ少年はそういえば出番なし。
ここで、はじめてスペシウム光線を使用。バルタン星人の「ケ、ケ、ケ」は、
楳図漫画を連想した。
3、ゴモラの回で、三分間の秘密が解明。当時の少年雑誌に載っていたように、
企画段階では青から黄色、そして赤と変化していく事を、
映像では困難なるも、金城哲夫はノベライズで表現した。
4、ツイフォンの話だが、ギガス、ドラコ、レッドキングにピグモンも登場。
若槻氏脚本のノベライズ。ピグモンが助けるところは、金城流アレンジか、
5、ゴルドン、「ひきょうもの、ハヤタ」と新聞でののしられる。
6、ガマクジラ、ハヤタが「ウルトラマンなんかにならないぞ」という
台詞あり。心情表現か?単純に変身した、 佐々木守 脚本にない展開をさせている。
7、メフィラス星人の回では、宇宙人会議など、
平成の「メビウス」映画の原点もみられる。そして、話は映像作品に基づく。
メフィラスは戦わなかったが、第二、第三の宇宙人の攻撃となる。
サトル君と巨大にされたフジ隊員は登場。
8、バルタン星人~「科特隊宇宙へ」の脚色、7)からつながる。
八つ裂き光輪登場。
9、ジェロニモンは宇宙から来た事になっており、「ウルトラマン攻撃会議」
の第三弾。レッドキングとゴモラ、ピグモン登場。
10、会議で登場する「謎の宇宙人」がゼットンを操る。
最後、ウルトラマンを迎えに来るのは「ゾフィ」で、「ゾフィー」ではない。

>放映当時は「ゾフィ」が謎の宇宙人の名前であった。
>映像では「ベーターカプセル」だが、小説ではウルトラマンが、ハヤタに
変身の為の道具を渡す時から、「フラッシュビーム」で通している。
これは副主題歌や雑誌媒体の影響もある。
(つづく)

この項、でぃぷろどくす担当
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by watanabe-toyonobu | 2011-10-10 07:24 | 金城哲夫
 上記の文庫本も自宅整理中の創設者から回送されてきた。
岡山迄移動前に、これらの書籍は、当方の居る大阪にて途中下車。

 読んでみると、映像では表現されていないハヤタの心の葛藤が、
ジュブナイルといえどもたくみにえがかれている。
 ピグモンの初登場は、「怪彗星ツイフォン」の話に登場した。
こちらも山田輝子氏の本と共に、最低三回は読んでからまとめてみる。
 ハヤタがイザという時に行方不明になるくだりも「新聞記事」
として書かれた話もあるし、バルタン星人、ツイフォンの話、
そしてガマクジラなど他の作家の脚本作品も小説化している。

巻末の絵物語(S氏も所蔵)も含めて、金城哲夫は
シナリオエディターとしてのプロデューサーであり、
全てを統括していた事が理解出来る。

オマケの円谷英二監督物語や、ウルトラセブンの4話分の脚本掲載も嬉しい。

また、時間あれば一つ一つ感想を書いていきたい。
     (でぃぷろどくす記、一部修正:てふてふはべる)
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by watanabe-toyonobu | 2011-10-07 14:25 | 金城哲夫