沖縄の生んだ脚本家「金城哲夫」氏の作品とその履歴を研究する会です~杉本一夫(2012年から)


by watanabe-toyonobu

最終回「恐怖のルート87」・考察モドキ

 また、ある事情で覚醒した。だから無責任発言である。
年内には「恐怖のルート87」の考察を終結したいが、これまで述べてきたように、
①内容を高度にすると、「ノンマルトの使者」との類似点が見えてくる。
②「ノンマルトの使者」は、ある意味、「地底GO!GO!GO!(上原正三:脚本)」
に類似しており、どちらも、監督との打ち合わせにて準備稿が出来、
迂闊に金城の心境を投影しているとは、断言するのは確実ではない。
③「まぼろしの雪山」同様、樋口祐三監督作品であり、このチームは「純愛」シリーズ
からの仲間たちである。(満田穧 監督も含め)
樋口氏は、TBS映画部の立場で、「担当」。
TBSのチーフが、三輪俊道氏、(ちなみに後半は繰り返すが、円谷一氏がチーフ)
④女性、子供、使者がキーワードになっている。
⑤「恐怖のルート87」は、伊豆シャボテン公園の像ありきで、話が出来てきたが、
怪獣を殺さない。樋口監督のもう一作の「まぼろしの雪山」も然り。
ここが、純愛チームの考え方の反映。
また、87という数字は、『ウルトラQ』時代から「M87星雲より」のシノプシスにあるように、
企画当時の『アンバランス』から懇意であった、SF作家倶楽部との関係が重要。
⑥『マン』の頃は、企画室であまりベトナム戦争の話題はなかったと伺っている。
⑦沖縄を意識しているならば、「ノンマルトの使者」で、あのように怪獣を倒さなかったはず。
「~ルート87」と類似しているが、作家は別の切り口で書きたいし、また、こういったテーマ
は、SF的視点からすると、当時流行していた。
「ノンマルト…」は、局Pは、橋本洋二氏だが、三輪氏色は踏襲されている。
監督は、純愛チームだった満田穧 氏である。
⑧その後に『怪奇大作戦』『戦え!MJ』も担当している。
この辺りを踏まえて、沖縄時代も考えると、「沖縄を世界に知らしめる」創作はしていたが、
(おかげで、沖縄の歴史は金城氏の脚本から入って行った)個人の苦悩は別として、作風
には暗さはなく、寧ろ活劇であった。

この辺りで、「恐怖のルート87」を肴にした無責任考察をいったん終了し、
『~セブン』『MJ』に入っていく(渡邊)。

>事情で、上司と信州に行っていたので、鍵も外したままで、失礼しました。(18:00)
               (渡邊)

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by watanabe-toyonobu | 2010-11-15 02:20 | 金城哲夫