沖縄の生んだ脚本家「金城哲夫」氏の作品とその履歴を研究する会です~杉本一夫(2012年から)


by watanabe-toyonobu

花王愛の劇場版「氷点」1971年

スタッフ(敬称略)・・・記憶での筆記。資料捜索中。
制作・東宝株式会社、東京放送
原作…三浦綾子   脚本…中井多津夫
監督…杉江敏男、野長瀬三魔地
プロデューサー…菅 芳久
製作担当(円谷プロ)
制作担当者…高山 篤、伊東正純
音楽…土田啓四郎


キャスト(敬称略)

辻口夏枝…小山明子   辻口啓造…安井昌二
高木…内田 稔     辻口陽子…西山恵子
辻口徹…池田秀一  子供時代…川瀬裕之
村井…久保 明    由香子…伊藤めぐみ

資料捜索中

ものがたり
辻口啓造は、北海道・旭川で病院を経営している一方、美人の妻や二人の子供達と幸せな家庭生活を送っていた。そんなある時、大学時代の友人・高木からの紹介で、辻口病院へ若い眼科の医師・村井が赴任してくる。村井は女癖が悪く、病院の事務員、由香子に手を出す一方で、院長夫人の夏枝にも好意を寄せ始めていた。ある日、村井が夏枝宅を訪問中、辻口の一人娘が通り魔に殺害されるという事件がおきた。犯人は逮捕されるも自殺。犯人の娘は、高木のいる施設へとひきとられる。村井は重度の結核と分かり、サナトリウムへの療養が必要になった。入院の前日、村井が再び夏枝と逢い、彼彼女の項(うなじ)に接吻をする。その痕を見てしまった辻口啓造は、夏江に対する復讐の為、犯人の子を引き取り、そうと知らせずに、女の子を育てたいというたっての希望のある夏枝に育てさせる。6年後、辻口の娘となった陽子は、夏江の愛を一身に受けていた。が、偽善的態度に疲れた啓造が、高木に対して書いた手紙を、啓造の部屋を掃除中の夏江が見てしまう。衝撃を受け、今度は啓造に対しての復讐から、陽子をイジメ育てるようになった。そんな陽子をかばう兄・徹も、高校卒業時のある時、両親から事実を話しているのを聞いてしまう。逆に陽子に対して愛情が芽生え始めるが、大学に入って、自分の代わりにと、親友の北原を紹介する…。陽子もある時、事実を知って入水自殺しようとする。高木は、真実を話すべき時と思い、旭川へと向かうが。

かいせつ
東宝の下請けメロドラマとして、『愛と死と』に続く、円谷プロの覆面プロダクションとしての第二弾。『帰ってきた~』寸前であり、スタッフも重複がみられる。記憶の為、はっきりしないが、西山恵子氏は「津波怪獣~」のゲストヒロイン。北原は、第一期青春ものに出演されていた方で、顔だけは思い出すが、お名前が出てこない。製作担当の高山・伊東両氏は、『帰ってきた~』を担当。伊東氏のみ抜けて東宝下請けドラマ(メロドラマから時代劇)を担当し、時代劇スペシャル『怪談・かさねヶ淵』、『アニメちゃん』のプロデューサーを担当された。監督は東宝の名監督の杉江氏と、『~バンキッド』まで、花王愛の劇場の円谷作品の演出を担当された野長瀬氏。原作はあまりにも有名な三浦綾子氏の同名小説。
(渡邊)
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by watanabe-toyonobu | 2010-07-31 07:40