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沖縄の生んだ脚本家「金城哲夫」氏の作品とその履歴を研究する会です~杉本一夫(2012年から)


by watanabe-toyonobu

モノリス、とは。

 金城哲夫氏が、東宝からの依頼にて沖縄で博覧会用の映画を制作していた頃、大伴昌司氏が夭折された。

大伴氏を偲んで、同人誌『モノリス』が発刊された。
何故、こんな記事を書くかというと、あるWebで、「宇宙戦艦ヤマト・実写版」の予告を拝見した。
当時、1974年10月~1975年3月迄、TBSでは『猿の軍団(制作・円谷プロ、TBS)』続いて
『日本沈没(制作・東宝映像、TBS)』が放送されていた。前者は、小松左京氏・田中光二氏・豊田有恒氏の共同原作であった。その裏で、『宇宙戦艦ヤマト』が放送された。私は、円谷プロのファンであったので、『猿の軍団』を視聴し、録音していた。殖産住宅のCMメロディは耳にこびりついている。

翌年、『モノリス』に豊田氏の寄稿文が掲載され、SF小説だけでなく、草創期には、アニメ『鉄腕アトム』や平井和正氏の『8マン』『スーパージェッター』などのシナリオも手探りで書かれていたお話や、設定だけになっている『宇宙戦艦ヤマト』の原案を担当された事などを書かれていた。
だから、1980年頃の一時期におきた某漫画家さんと、某制作者との問題は、本当の原案者(戦艦ではなかったらしい。核汚染の地球から、イスカンダルへあるものをとりに行くという設定だけ残ったらしい)を知っていた私には蚊帳の外の話であった。

豊田氏は、チャンネルを『猿の軍団』にあわせていた、と記載されていて、嬉しかった。

大阪万博に話題が変わるが、その頃は、展示映像にはクレジットは無かった気がする。
約20年位前からの展示映像では、プラネタリウムも含めて、クレジットがされていた。

追伸・『独身のスキャット』のスポンサーは資生堂でした。

モノリス、とは。_f0226161_7381598.jpg


同じ時期の沖縄地区の新聞?です。
by watanabe-toyonobu | 2010-07-09 08:54